神経のバランス

自動的に働く神経

女性

自律神経失調症は、文字通り自律神経のバランスが崩れる事により体に様々な不調をきたす症状です。自律神経とは、心臓を動かしたり汗をかくなど自分ではコントロールできない自動的に働く神経の事で、活動する神経である交感神経と休むための神経である副交感神経の二つがあり、生活のサイクルなど必要に合わせて自動的に切り替わって働くようになっています。悲しいと涙がでるなど精神的な変化を体の反応としてあらわし精神の調整をする働きや、体温を常に一定に保つなど外部からの刺激を受けても体を一定の状態に調整する働き、体内の免疫機能を調整する事なども、自律神経の重要な働きです。さらに女性に自律神経失調症が多くみられるのは内分泌の調整がホルモンと深く関わっているためです。

特徴的な症状

自律神経失調症とは、不規則な生活や生活習慣、精神的ストレスなどが原因で体の状態を正常に保つために働く自律神経のバランスが崩れる事で起こる様々な不調の事です。自律神経失調症の症状としては、特に原因となる疾病がないのに体の一部が痛くなったり、精神的に落ち込むなど人によって様々で、いくつかの症状が同時に出る場合もあれば、症状が出たり消えたりする場合もあります。これは、自律神経系の様々な自覚症状なので症状のあらわれ方が非常に不安定になるためです。自律神経失調症の定義や概念は様々で、正式な病名ではありません。自覚症状はあるけれど異常が見当たらない場合に自律神経失調症と診断されることが多く、本来は別の病気が隠れているケースも少なくありません。